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東京六大学野球 東京大学野球部

琴賀岡 健太
マネージャー

東大野球部

東大野球部の伝統

大正8年(1919年)に現在の東京大学野球部の前身である、東京帝国大学野球部が誕生しました。また、大正14年(1925年)には早大・慶大・明大・法大・立大で構成された大学野球連盟に正式に加入、これにより現在まで続く東京六大学野球連盟が結成されました。

現在、東京23区内に練習場を保有しているのは東京大学のみです。この東京大学野球場は昭和12年(1937年)に建設され、約70年間も東京大学野球部の本拠地として役割を果たしています。

昨年、この東京大学野球場の観覧席並びにベンチ、フェンスは国の登録有形文化財に指定されました。

そんな東京大学野球場の竣工式で始球式を行ったのは、当時東京帝国大学総長の長与又郎先生。長与先生は初代東大野球部部長でもあり、野球部長時代の六大学連盟加入の際には、部員達にこう約束させたそうです。

(1)どんなに苦しくても連盟を脱退しないこと
(2)必ず一度は優勝すること

(1)の約束は先輩方の努力、他5大学の友情で守られてきましたが、(2)の約束はまだ果たせていません。長与先生との約束を果たす、そしてこの立派な野球場で練習を積んできた多くの先輩方の悔しさを晴らすこと、それが我々の最大の目標であり伝統です。

今年の東大野球部はこんなチーム

このように、東大野球部は東京六大学野球連盟の中では最も「新入り」です。そのため、常に六大学の一員として謙虚に、真摯に野球に取り組む一方、「新入り」として明るく、ハツラツとした部分も持ち合わせている…そんなチームです。

主将の岩﨑(遊撃手)は1年生の頃からリーグ戦で活躍し、練習でも人一倍努力するアツい男で、下級生の面倒見も良い頼れるキャプテンです。また、岩﨑だけでなく、内海(二塁手)、髙山(外野手)、田中(捕手)、和田(投手)と4年生には下級生の頃から活躍した選手が多くいます。そしてなんといっても、早くも1勝を挙げた2年生エース鈴木がおり、ここにまだ出会っていない1年生が加わるとどうなるのか…。個人的には非常に楽しみなチームに仕上がりつつあります。

どうか、この新しい東大野球部にアツいご声援をどうか宜しくお願いします!