WonderNotes 学生の可能性を可能にするポータルサイト ワンダーノーツ

どうも4年学生コーチの寺田です
学生コーチの中でも通称
「トレーニングコーチ」
と呼ばれています。

 

しかし私の仕事は昨年から就任した
大塚監督のもと新設された役です!

 

大塚監督曰く、
「コンディショニングコーチ」

 

これはどんなことをするかというと、
チームのトレーニングメニューを決めていくと共に、
約160名の選手に対して個別に
トレーニングメニューを調整したり、
ケガ・故障の管理をしたり、
定期的に体脂肪・筋肉量等の数字の管理をしたり、

 

などしています。
(たまにスコップを持ってグランドを削ることもあります)

 

選手が心身共に強靭な体力をつけ、
大きなケガ・故障をせず、
数字で自分の成長を「見える化」しています。

 

現在の立教のトレーニングの中のランニングメニューは、名物になりつつある

「PP走」

がピークになってきています。
「PP走」とはライトポールからレフトポールを走ること、
ポール(pole)からポール(pole)へ走ることを言います。
ちなみに約200mをダッシュします。

 

春季リーグ戦終了後の6月と、7月はこのPP走で
とことん体力をつけ、下半身も鍛えます。
今週で野手は30本、投手は40本走っています。
ある部員の計算だと、
4年間野球部で頑張ると、
約2000kmはこのPP走で走るという計算になるようです。
これなら第3戦にもつれても、
なんなら第5戦にもつれても
大丈夫ですよ!

 

 

私が1年生の頃、今の時期は多くても10本くらいだったような…(秘)

 

とにかく走りまくっています。
正直、選手はヘトヘトです。
しかしみんな頑張ってよく走っています。

 

それはなぜか…

 

みんな辛いランニングをすることの理由を知っているからです。
ある方から、なぜランニングが重要なのか教えて頂いたからです。
(内容は秘密です笑)

 

その方とは、
かつて、近鉄やロッテでコンディショニングコーチを勤めた
立花龍司さんです

 

立花さんは
大塚監督が社会人野球の監督時代にタッグを組み、
チームは61年ぶりに都市対抗へ出場しています。

 

立花さんからは、忙しい中昨年から週に1回グランドへ来て頂き、
いつもトレーニング法やコンディショニング法を教えてくださいます。
現在のチームのトレーニングは立花さんが組んでくださるメニューです。
実際私はトレーニング法などの理屈など知識がないので、
立花さんに相談してメニューを組んでいます。

 

そんな立花さんは7月3日が誕生日で先日グランドへいらっしゃった時に
誕生日のお祝いをさせて頂きました。
ちなみに大塚監督の東邦ガスが61年ぶりに都市対抗出場を決めたのは
立花さんの誕生日だったという逸話があります

 

tachibanasan2

【練習後に記念撮影。中央が立花さん】

 

誕生日とは時期が異なりますが、
私たちも立花さんに優勝のプレゼントができればと思います。

 

また私としては、
今後の立教野球部に、
「トレーニング・コンディショニングコーチ」
という役が受け継がれていくことが立花さんへの恩返しでもあります。

 

さてPP走はいよいよピークです。
PP走の次の段階のトレーニングに移行するまでもうひと頑張りです。
炎天下の中でも走って走って走ります。
今年のサマーキャンプは春と同じく、宮崎西都キャンプです
夏の宮崎だろうと、夏バテはしません!

 

 

 

【4年トレーニングコーチ・寺田博俊・静岡富士高校出身】

六大学野球ブログ一覧